偏好文庫-「好き」を解釈し続けるメディア-

いろんな“好き”を愛するための(ひとり)メディア、偏好文庫です

映画感想文

感想文:『ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”』:約18年の茶の間オタ人生があっさり報われてしまった

■前口上:嵐と僕(茶の間オタク歴18年目) 嵐を18年ぐらい追いかけ続けています。画面越しに。言わずと知れた国民的アイドルグループ、嵐。今更説明するまでもないぐらい有名だし、多分ここに流れ着いてくれたようなあなたはきっと既に彼らのことを好きか、…

【2020年2月執筆】感想文:映画『ヴィニルと烏』:地獄の青春文学と俳優・井口理の“含み”

※この記事は2020年2月に店主イガラシのnoteにて公開された記事に加筆修正を加えたものとなっております。情報は記事執筆時点のものとなっておりますので、何卒ご了承ください。 2019年11月、期間限定上映をしていた際に観賞。監督は若手のホープ、横田光亮氏…

感想文:映画『キャラクター』:創作者の暴力性と死ぬほど可愛いオム・ファタル

■前振り 話題の漫画、『ルックバック』を読んだ。 僕が読んだ時には既に修正後の状態になっていたので、件の各所で盛り上がっている修正前の状態は生憎確認出来なかったのだけれど、それでも濃密で、ペーソスがあって、メッセージも濃くて、切なさと諦めにも…