偏好文庫-「好き」を解釈し続けるメディア-

いろんな“好き”を愛するための(ひとり)メディア、偏好文庫です

2021-09-01から1ヶ月間の記事一覧

【2020年2月執筆】感想文:映画『ヴィニルと烏』:地獄の青春文学と俳優・井口理の“含み”

※この記事は2020年2月に店主イガラシのnoteにて公開された記事に加筆修正を加えたものとなっております。情報は記事執筆時点のものとなっておりますので、何卒ご了承ください。 2019年11月、期間限定上映をしていた際に観賞。監督は若手のホープ、横田光亮氏…

【2018年2月執筆】ディスクレビュー:KEYTALK『ロトカ・ヴォルテラ』:荒野に咲いた“紙一重”

※この記事は2018年2月に店主イガラシのnoteにて公開された記事に加筆修正を加えたものとなっております。情報は記事執筆時点のものとなっておりますので、何卒ご了承ください。 乾いた風の吹きすさぶ荒野、背を向け合う男女。男の手にはナイフが、そして女の…

【2018年2月執筆】ディスクレビュー:GOOD ON THE REEL『光にまみれて』:たとえ光にまみれたとしても

※この記事は2018年2月に店主イガラシのnoteにて公開された記事に加筆修正を加えたものとなっております。情報は記事執筆時点のものとなっておりますので、何卒ご了承ください。 暗い部屋から外に出た瞬間、陽光のあまりの眩しさに目がくらんで何も見えなくな…

【2018年4月執筆】ディスクレビュー:KEYTALK『Rainbow』:虹の彼方へ駆ける方舟

※この記事は2018年4月に店主イガラシのnoteにて公開された記事に加筆修正を加えたものとなっております。情報は記事執筆時点のものとなっておりますので、何卒ご了承ください。 『オズの魔法使い』をご存知だろうか。大して読書家でなくとも、誰もが子供の頃…

【2020年12月執筆】感想文:カツセマサヒコ『明け方の若者たち』:「エモい」を解釈する4つの断章

※この記事は2020年12月に店主イガラシのnoteにて公開された記事に加筆修正を加えたものとなっております。情報は記事執筆時点のものとなっておりますので、何卒ご了承ください。 ■Attention これは今年6月に刊行されたカツセマサヒコ氏による小説『明け方の…