ABOUT.
小さい頃から好きなものがたくさんありました。
可愛いうさぎと人がたくさん死ぬミステリが同じぐらい好きだったし、
キラキラのアイドルもギラギラのロックスターも、平等に好きでした。
もう少し物心がついてからは、
ちょっと不気味だなんて思われてしまうかもしれないような、廃墟や深海生物なんかにも興味を持つようになりました。
好きなアイドルの話をする度に、両親に聞かれました。
「〇〇さんと結婚できたら嬉しいね!」「〇〇さんに『好きだよ』って言われたら、どうする?」
ずっと不思議だったし、何度も悩みました。
どうして誰かを好きだと言うと、
そこにあるのは「恋愛感情」だけだと思われてしまうんだろう。
それが「当たり前」だからだろうか。
戦隊ヒーローが好きな女の子は、取ってつけたように未だに「特撮女子」と呼ばれるし、
甘いものを愛する男性も、「スイーツ男子」なんて別の呼称をつけられる。
きっと、「当たり前」じゃないからなのだろう。
でも、その「当たり前」って一体何なんだ?
何かを好きだと思う気持ちに当たり前なんてない。
誰かが生きるために必要不可欠なマテリアルに、他人の常識なんかを押し付けられてたまるか。
「好き」という気持ちに、「当たり前」のカタチなんてないはずだ。
「好き」から当たり前を取っ払うために、偏好文庫、始まります。
いろんな“好き”を愛するメディア 偏好文庫へようこそ
「偏好文庫」って、なに?
Webメディア……と名乗る程でもないインターネッツのよろずサブカルどころ。
以下の3つの柱をぶっ立ててヴァイブス上げていく予定です。
Ⅰ「好き」を問いかける
Ⅱ「好き」を知る
Ⅲ「好き」を充足させる
Ⅰ:問いかける
みんなの好きなものの魅力や色んな「好き」のかたちを問いたいコンテンツ
シリーズ:「おしえて偏好人」
Ⅱ:知る
みんなから聞いた好きなものの魅力を紹介するコンテンツ
シリーズ:「詳しいひとに聞いてみた」
Ⅲ:充足させる
みんなの「推し」が元気に生きてる姿を紹介して生活を豊かにする
シリーズ:「どっこい生きてる通信」
みんなが気楽に集まれる、街の喫茶店(やたら漫画が充実している)とか本屋(本以外の雑貨の品ぞろえが良すぎてもうよくわかんない店になっちゃってる)みたいな存在になれたらなと思います。
(店主:イガラシ文章(@igaigausagi))
メディア公式アカウント:@Henkobooks_PR